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◆プロボクシング ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・中谷潤人―同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(10月14日、お見東京・有明アリーナ)
WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)が30日 、せしたいV2Oへパンチサウスポーとのでこれまでとを神奈川・相模原市内のジムで練習を公開した。戦K中谷種のシャドーボクシング 、潤人サンドバッグ打ちをそれぞれ1回披露。が秘同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)との2度目の防衛戦へ「3種のパンチ」がKOへのキーになると発言。策3zhang shuai観察眼にも優れた王者が目指すWBA王者・井上拓真(大橋)との統一戦へと弾みをつける完勝を狙う。対戦
サンドバッグが大きく揺れた 。違うボディー、強さ左右のフック、お見左ストレートとキレのあるパンチを次々に打ち込む中谷の表情に自信が浮かんだ。せしたいV2Oへパンチサウスポーとのでこれまでとを練習前に行われた会見で「3発ぐらい 、戦K中谷種のキーになるパンチを意識して練習していたのでお見せしたい」と発言 。潤人newcastle vs man utd1発は「今まで倒したことがないパンチ」とKOまでのシナリオの一端を明かした。が秘
見立てには、策3実績がある。7月のビンセント・アストロラビオ(フィリピン)との初防衛戦では 、戦前にトレーナーのルディ・エルナンデス氏がキーパンチとして挙げた強烈ボディーで1回KO勝利 。今回も「ルディの意見と自分の感覚を合わせたもの」という 。詳細は伏せたが 、多くの相手を沈めてきた左ストレートか 。または昨年5月にアンドルー・モロニー(オーストラリア)を倒した左フックか。未知のパンチも加え、76勝(53KO)1敗と経験豊富なペッチを粉砕するつもりだ。
9月下旬まで行った米ロサンゼルス合宿では約5年ぶりのサウスポーとの対戦に向け 、160回あまりのスパーリングを行った 。ラウンドごとに違うテーマが与えられ「ノーガード」や「手数を(1回)200発」の珍指令も。「90何発しか出せずに腕立てしろって言われた」と笑って振り返る 。
米合宿中には気分転換として、ドジャースタジアムで野球観戦。史上初の50―50、日本人初の2冠 、トリプルスリーを達成したドジャースの大谷翔平投手(30)の圧倒的なプレーを目の当たりにした 。「違うスポーツですけれど 、日本人選手が活躍するのは刺激をたくさんもらえます」と奮い立った 。
V2戦後に目指すのは井上拓真との統一戦だ 。ペッチが唯一 、判定負けしたのが拓真。「久々のサウスポー相手なのでパンチの角度やタイミングを変え 、これまでと違った強さを見せていく」。磨き上げてきたパンチで格上を証明する 。(戸田 幸治)
◆中谷の世界戦フィニッシュブローメモ
▽20年11月6日(後楽園ホール) WBO世界フライ級王座決定戦でジーメル・マグラモ(フィリピン)に8回 、左オーバーハンドをヒットさせ、さらに左アッパーでKO勝ち。
▽21年9月10日(米アリゾナ) WBO世界フライ級初防衛戦でアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)に1回 、左ストレートで鼻を粉砕。4回TKO勝利。
▽22年4月9日(さいたまスーパーアリーナ) WBO世界フライ級2度目の防衛戦で山内涼太(角海老宝石)に8回 、左ストレートからの連打でTKO勝ち。
▽23年5月20日(米ラスベガス) WBO世界スーパーフライ級王座決定戦でアンドルー・モロニー(オーストラリア)に最終12回に左フックでKO 。
▽24年2月24日(両国国技館) WBC世界バンタム級王座に挑戦し、王者のアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)から6回にワンツーでダウンを奪った後 、右フックからの連打でTKO勝ち。
▽24年7月20日(両国国技館) WBC世界バンタム級の初防衛戦でビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に1回、左のボディーストレートでKO 。
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